「急に目の前がぐるぐる回る」「立っているとふわふわと不安定に感じる」といった、めまいやふらつきでお困りではありませんか。
こうした症状があると、「脳の病気かも」「倒れてしまうのではないか」と不安になり、外出や仕事、人と会うことを避けてしまう方も少なくありません。
その一方で、耳鼻咽喉科や内科で検査をしても異常が見つからない場合、「気にしすぎかもしれない」とご自身を責めてしまうこともあるでしょう。
しかし、めまいやふらつきは、耳や脳、血圧、貧血などの身体の要因のほかに、ストレスや不安、緊張、疲労の蓄積によって起こる場合もあります。心身に負担がかかり続けると、自律神経のバランスが乱れ、身体が過敏に反応しやすくなるためです。
身体的な病気ではないかを確認した上で、こうした症状が続く場合は、なるべく無理をなさらず、こころと身体の両面から状態を見直すことが大切です。
当院では、患者さまお一人お一人のお悩みを丁寧にうかがい、症状の背景にある精神的な負担や生活環境にも目を向けながら診療を行います。
自律神経のバランスの乱れ
強いストレスや緊張状態が続くと、身体を活動モードにする交感神経と、休息モードにする副交感神経のバランスが崩れやすくなります。その結果、血圧や脈拍、呼吸、体温調節などが不安定になり、ふわふわした感覚や立ちくらみ、動悸、息苦しさなどを引き起こします。
不安や緊張による身体の過敏反応
「めまいが起きたらどうしよう」「外出先で倒れるのでは」などと不安が強くなると、身体の感覚に意識が向きがちです。少しの揺れや違和感も大きく感じ、さらに不安が高まることで、めまいやふらつきが強くなるケースも少なくありません。
疲労や睡眠不足の蓄積
仕事や家事、人間関係などで無理を続けていると、十分に休んでいるつもりでも心身の疲れが抜けにくくなってしまいます。睡眠不足や生活リズムの乱れが重なることで、脳や身体の回復が遅れ、頭が重い、身体がふらつく、集中できないといった不調を招きます。また、めまいのほか、倦怠感や気分の落ち込みを伴うこともあります。
環境の変化や心理的な負担の増加
転職、異動、進学、家庭環境の変化、人間関係のトラブルなどが大きな心理的ストレスとなり得ます。環境に適応しようと頑張り続けるうちに、こころの緊張がほどけにくくなり、身体的な症状としてめまいやふらつきが現れる場合があります。
- 自律神経失調症
- 適応反応症(適応障害)
- うつ病
- パニック症(パニック障害)
- 不安症(不安障害)
- 身体症状症(心身症・
身体表現性障害)
- これらのいずれかに当てはまるとは限りません。専門的な評価により、適切な診断・支援を行います。