「布団に入ってもなかなか寝つけない」「夜中に何度も目が覚める」「朝早く目が覚めてしまい、その後眠れない」といったお悩みはありませんか。
十分に眠れない日が続くと、日中の眠気や集中力の低下、気分の落ち込み、イライラなどにつながり、仕事や家事、人間関係にも支障をきたしかねません。
不眠は単なる生活習慣の乱れだけでなく、こころの疲れやストレス、身体の不調、環境の変化などが関係しているケースもあります。
眠れないことを「自分の努力不足」「気にしすぎ」と考えてしまう方もいらっしゃいますが、不眠は心身からの大切なサインです。当院では、眠れない原因を丁寧に確認し、患者さまお一人お一人に合わせて、治療や生活面での工夫をご提案いたします。
ストレスや心理的な不安
仕事のプレッシャーや人間関係の悩み、将来への不安などは、睡眠の質を左右する大きな要因です。布団に入ってもネガティブな考えごとや明日の予定などを考え込んでいると、気持ちが休まらず、心身の緊張状態が続いて眠気が遠のいてしまいます。
生活リズムの乱れ
夜更かしやシフトワークなどは、生活リズムや体内時計が乱れる大きな要因です。毎日の起床・就寝時間が定まっていないと、睡眠のリズムが乱れて寝つきが悪くなりがちです。また、平日の寝不足を補おうと休日に長時間眠る「寝だめ」も、翌週の睡眠リズムをさらに崩す原因になりかねません。
就寝前の環境や習慣
寝室の温度や湿度、枕やベッドの硬さといった「眠る環境」も大切です。部屋が明るすぎたり騒音があったりすると、眠りの質は低下してしまいます。また、就寝直前までスマートフォンやパソコンの画面を見ていると、光や情報による刺激で脳が覚醒し、入眠の妨げにつながります。
嗜好品(カフェイン、アルコールなど) の影響
コーヒーや緑茶に含まれるカフェイン、タバコのニコチンには強い覚醒作用があるため、夕方以降に摂取すると寝つきが悪くなります。また、飲酒は一時的に眠気を誘うものの、夜中に目が覚めやすくなり、結果として睡眠を妨げてしまいます。
環境やライフイベントの変化
引っ越し、転職、進学、退職、家族構成の変化、介護、出産など、生活環境が変わるタイミングで眠れなくなることがあります。ご自身ではストレスと感じていなくても、新しい環境の変化にこころと身体が適応しようとするなかで、睡眠にも影響が表れてしまうためです。
- 不眠症
- うつ病
- 適応障害(適応反応症)
- 自律神経失調症
- 睡眠時無呼吸症候群
- 不安症
- パニック症
など
- これらのいずれかに当てはまるとは限りません。専門的な評価により、適切な診断・支援を行います。